株式会社バトンの佐久間です。

新規のお客様とお話しすると、申し訳なさそうにこう仰る担当者様が多いと感じています。
「気づけばブログの『最終更新日』が1年前になっています…」
ネットの海を見渡すと、更新が止まったまま漂流している「幽霊船」のような企業ブログが山ほどあります。 私はそれを見るたびに、なんとも言えない切ない気持ちになります。
なぜなら、そこには間違いなく、立ち上げ当初の「伝えたい!」という熱意があったはずだからです。
多くのコンサルタントは「継続力が足りない」「ネタ選びが悪い」と現場を責めますが、私はそうは思いません。
ブログが続かないのはあなたのせいではなく、 「ブログという魔物」の正体を、誰も教えてくれなかったからです。
今日は、多くの企業が陥る「落とし穴」と、そこから抜け出すための私なりの考えをお話しします。

落とし穴①:「完璧なラブレター」を書こうとして筆が止まる
真面目な方ほど「会社の公式見解として、恥ずかしくない完璧な記事を出さなければ」と考えがちです。
私も昔は、「隙のない完璧な文章」を作ることが、プロの仕事だと考えていました。
しかしWebの世界において、「沈黙」は「無」と同じです。
1ヶ月かけて推敲を重ねた隙のない論文より、多少不格好でも、あなたの言葉で綴られた手紙のほうが、相手の心には残ります。
私たちバトンが記事を作る際も、実は「教科書通りの完璧」は目指しません。 目指すのは、「その人らしさが滲み出る、温度のある文章」です。それこそが、読者との距離を縮める一番の近道だと考えています。

落とし穴②:「売り場」と「会話」を混同してしまう
「せっかく記事を書くんだから、商品の宣伝をしないと損だ」 という気持ちも痛いほどわかります。ボランティアではないのですから、売上に繋げたいのは当然です。
でも久しぶりに会った友人が、開口一番「いい壺があるんだけど、買わない?」と言ってきたらどうでしょう?おそらく、次はもう会いたくないと思うはずです。
ブログも同じことが言えます。ブログは商品を売りつける「売り場」ではなく、未来のお客様と信頼関係を築くための「対話(会話)の場」です。
まずは、徹底して「ギブ(Give)」すること。 自社の利益はいったん脇に置いて、読み手の困りごとを解決することだけに集中してください。
遠回りに見えますが、そのGiveの積み重ねが、最終的に「あなたに頼みたい」という指名依頼を生みます。

落とし穴③:そもそも「片手間」で戦える相手ではない
多くの会社で、ブログ担当者は「他の業務との兼任」です。
「空いた時間で書いておいて」 上司は軽く言いますが、「書く」という作業は、恐ろしくカロリーを使います。
企画を立て、構成を練り、言葉を選び、画像を探す……。 これを忙しい通常業務の「ついで」にやるなど、土台無理な話です。更新が止まるのは、担当者様の能力不足ではなく、構造上の問題です。

あなたの「想い」を、私たちが預かります。
言葉を紡ぐ作業は、正直、孤独です。 正解のない海で、たった一人で羅針盤を見るようなものです。
もし、日々の業務の中で「伝えたいこと」が後回しになっているのなら、ぜひ私たちを頼ってください。
私たちは、単なる「制作会社」や「外注先」で終わるつもりはありません。 あなたの隣で一緒に悩み、あなたの会社の未来を信じ、その熱意を「言葉」というバトンに変えて社会に届ける、そんな「事業のパートナー」でありたいと願っています。
「書きたいことはあるのに、時間がない」
「うちの会社の良さが伝わらない」
そんなもどかしさを抱えている経営者様・担当者様こそ、ぜひ一度、ご相談いただければと思います。
